星達が贈る神秘と愛の物語。
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あらすじ
夜空に輝く『星の界』で、星達は近づく舞踊会『希望の祭典』に向けて練習をしていた。そんな中、星の『ティコ』は想いを寄せる『ベガ』が人間界に琴立を落としてしまった事を知る。ベガの為、ティコは親友プロキオンと人間界へ旅立つ。そしてティコは星に一番近い街と呼ばれる『コンフェイト』へたどり着く。そこで『ロアン』という少女と出会う。内気なティコの夢見るような冒険が始まる。
キャラクター紹介
絵本『星のティコ』に登場する主要キャラクターをご紹介します。この物語は星座達(星)が主役です。もちろん人間も登場します。
ティコ
星の界で暮らす少年。内気で大人しい。ベガにひそかに想いを寄せる。舞踊会では歌い手組。
ベガ
物語のヒロイン。星の界のアイドル的存在。芯が強く、舞踊会では琴立を担当。
プロキオン
ティコの親友。内気なティコを明るく引っ張る。舞踊会では指揮者を務める。
ロアン
もう一人のヒロイン。星に一番近い街『コンフェイト』で一人で暮らす。無愛想で少々キツイ性格。
ミュー
高飛車なペガサス。派手なアイメイクと鬣が特徴。舞踊会では舞組で、いつも練習をさぼっている。
世界設定
主人公である星達が暮らす世界と、地上の人間達が暮らす街が舞台となります。
◆夜空に輝く「星の界」
夜空に存在する星達が暮らす世界。星達は近づく舞踊会に向けて練習をしている。ティコとプロキオンは歌い手組となる。舞組や楽器組と時々集まって練習をしている。
◆星に一番近い街『コンフェイト』
高山にある街。流れ星がよく見え、空から何か落ちてくる事から星に一番近い街と呼ばれるようになった。街は黄金色に輝き、広場には星座のガラスドームがある。女性は青い民族衣装を羽織っている。そしてこの街には悲しい過去があった。
作・画 じゃわかれいこ
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